HATA、くすのき会で役員改選 兵庫県旅行業団体が同日総会/旅行業総会

 一般社団法人兵庫県旅行業協会(山口嘉幸会長=ハートトラベル)は5月29日、神戸市東灘区の神戸ベイシェラトンホテル&タワーズで2019年度総会を開いた。任期満了に伴う役員改選が行われ、山口会長を再選した。

 山口会長はあいさつで「全旅協本部、株式会社全旅、くすのき会の皆様と連携し、これまで以上に情報収集を密にして研修事業や法定事業、関連情報などを提供する組織として向上できるよう取り組んでいきたい」と語り、会員への協力を求めた。

 議案はすべて承認・可決。来年2月に熊本県で開かれる「第15回国内観光活性化フォーラムinくまもと」への参加や外貨両替事業などに取り組むことを決めた。

 事業会社HATA(兒島武社長=トラベルルーム)の総会では、長年HATAに貢献してきた兒島社長が退任。新社長として山中英彦さん(みずほトラベルサービス)が選出された。

 山中新社長は「HATAは株式会社全旅を補完し、全旅クーポンの発行や各種保険の加入を勧め、それに応じた業務受託費を全旅からいただくものが主な収入源となっている。そのため、少しでも多くのクーポンを会員の皆様に使ってもらえるように日本旅行のαラインやトリップ全旅、JAL商品を勧めている」とし、会員の理解と協力を呼びかけた。

 また兒島前社長に対して「7期14年の長きに渡りHATAを支えていただきありがとうございました」と謝辞し、「兒島前社長の代役が務まるか不安だが、頑張りたい」と話した。

 協力会であるくすのき会(木下紘一会長=ホテルニューアワジ)の総会も同時開催。役員改選では5期10年会長を務めた木下会長が退任し、新会長に樫本文昭さん(淡路インターナショナルホテル ザ・サンプラザ)が就任した。

 樫本新会長は「木下会長に続いて淡路島の旅館が大役をいただいた。任期中、一生懸命に皆様のお役に立てるよう頑張りたい」と新会長としての抱負を述べた。

 副会長には中崇さん(かつうら御苑)、谷口昇さん(山村別館)、監事には安藤元量さん(安藤予約センター)、山田勇祐さん(SHIRAHAMA KEY TERRACEホテルシーモア)が決まった。


情報提供:トラベルニュース社