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航空会社満足度、シンガポール航空が首位奪回、日系は同率2位-ABロード

  • 2019年7月4日
B787-10型機(シンガポール航空提供)

 エイビーロード・リサーチ・センターがこのほど実施した「エアライン満足度調査2019」で、総合満足度ランキングの1位はシンガポール航空(SQ)となった。SQの昨年の順位は4位で、1位になるのは3年ぶり9度目。昨年1位の全日空(NH)と昨年2位の日本航空(JL)は揃って2位となった。

 調査は4月11日から15日にかけて、2018年に海外へ渡航した経験のある18歳以上の人を対象に実施し、4000人分を集計。集計した回答は、調査対象とした航空会社40社それぞれの利用者が100人ずつになるよう無作為に抽出したという。渡航目的で見ると、全体の83.9%がプライベートで仕事が13.6%、その他が2.5%となっている。

「エアライン満足度調査2019」総合満足度

19年18年17年社名満足度
ポイント
ポイント
前年比
1位4位4位シンガポール航空4.270.23
2位1位2位全日空4.25-0.01
2位2位1位日本航空4.250.10
4位3位6位エミレーツ航空4.160.09
5位*3位ニュージーランド航空4.12*
6位5位5位カタール航空4.070.04
7位8位12位ターキッシュエアラインズ4.040.15
7位10位7位フィンエアー4.040.17
9位10位12位KLMオランダ航空3.990.12
10位10位10位タイ国際航空3.950.08
11位6位16位エバー航空3.89-0.09
12位8位14位カンタス航空3.87-0.02
12位13位8位ルフトハンザ・ドイツ航空3.870.01
14位24位11位キャセイパシフィック航空3.860.24
14位18位20位デルタ航空3.860.08
16位31位24位バニラ・エア3.810.28
17位14位16位アシアナ航空3.80-0.05
17位21位20位チャイナエアライン3.800.11
19位16位8位エールフランス航空3.79-0.04
20位20位37位アメリカン航空3.780.05
*調査対象外

 上位20社を前年順位との差で比較すると、LCCとして唯一上位20社入りした16位のバニラ・エア(JW)が31位から15ランクアップ。次いでキャセイパシフィック航空(CX)が10ランク上昇して14位となっている。逆に最も順位を下げたのはエバー航空(BR)で5ランクダウンの11位。また、カンタス航空(QF)も4ランク下げて12位となった。