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9.8%増の4687万人泊 3月の宿泊旅行統計

  • 2019年6月11日

 観光庁がまとめた3月の宿泊旅行統計調査結果(第2次速報)によると、延べ宿泊者数は前年同月比9・8%増の4687万人泊だった。

 日本人宿泊者数は同7・2%増の3850万人泊、外国人宿泊者数は同23・5%増の838万人泊。いずれも調査開始以来、3月の過去最高を更新した。

 客室稼働率は同2・1ポイント増の62・8%。旅館が同2・0ポイント増の40・0%、リゾートホテルは同0・6ポイント増の60・4%、ビジネスホテルは同1・2ポイント増の76・9%、シティホテルは同0・4ポイント増の81・2%、簡易宿所は同1・2ポイント増の29・0%だった。

 客室稼働率が80%を超えた都道府県はリゾートホテル3カ所、ビジネスホテル10カ所、シティホテル12カ所。全体の全国最高値は東京都の82・6%だった。

 4月の延べ宿泊者数(第1次速報)は同19・8%増の4804万人泊。

 なお、新たに調査施設に追加・削除を行った名簿による調査のため前年同月との比較には留意が必要。新旧名簿いずれにも存在する施設を対象とすると、3月の延べ宿泊者数は同3・0%増、日本人宿泊者数は同1・5%増、外国人宿泊者数は同10・9%増となる。


情報提供:トラベルニュース社