エルアル・イスラエル航空、成田/テルアビブ線開設へ、3月から週3便
エルアル・イスラエル航空(LY)はこのほど、2020年3月に週3便の成田/テルアビブ線を開設すると発表した。日本/イスラエル間の定期便開設は初めてで、使用機材はB787型機を予定。近日中に航空券の販売を開始するとしている。TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアで明らかにしたもので、日本時間の5月30日昼の時点でプレスリリースなどは発出していない。
駐日イスラエル大使館によれば、近年は両国間でビジネス・レジャーともに交流が活発化。直近4年間でイスラエルに進出または投資した企業は約80社に上り、18年にイスラエルを訪れた日本人は約2万人、日本を訪れたイスラエル人は4万人超に増加したという。なお、今年9月にはLYの子会社のサンドール国際航空(LY)による、同区間で初めての双方向チャーター便が運航される予定。
なお、日本とイスラエルの両政府は15年の航空当局間協議で、両国の航空会社が相手国に対して週14便まで運航可能とすることや、日本側はイスラエルの全国際空港に、イスラエル側は羽田以外の全国際空港に路線開設可能とすることで合意。それ以前は、日本側はテルアビブなどに、イスラエルの航空会社は関空のみに、それぞれ週2便まで就航可能としていた。