阪急、新橋に「クルーズサロン」、記念商品は横浜/上海2000円から
阪急交通社は5月15日、東京の新橋サービスセンターと同じビルの3階に「阪急クルーズサロン」を開設する。同社はクルーズ旅行事業に注力しているところで、1階のサービスセンターと連携してクルーズ販売強化をはかる。同社によればターゲットは「ハードリピーターや高額商品を買い求める方々」という。
サロンには、クルーズマスター1名とクルーズコンサルタント12名が在籍。フロア面積は63平方メートルで、カウンター3つとテーブル席2つを用意している。
オープン記念商品として、MSCスプレンディダによる横浜から上海までの片道クルーズを体験する商品「はじめてのクルーズ体験 横浜・上海4日間」を設定。6月2日出発限定で、空港諸税や燃油サーチャージ、船内チップなどは別途必要となるが、内側キャビンを2名1室利用で1名あたり2000円、海側バルコニー付きキャビンを1万円で提供する。
同社は2017年1月には、大阪の阪急グランドビルに専門カウンター「クルーズセンター」を設置。また、日本発着の外航客船クルーズの販売を強化し、日本船チャーターなども積極的に実施している。これらの取り組みにより、客層はシニア世代からファミリー、3世代、女性旅へと拡大しているという。