大阪観光局と石川県加賀市が連携 「ウェルネス」テーマに訪日客向け新ルート構築
大阪観光局と石川県加賀市が2月26日、広域周遊観光「JAPAN EXPERIENCEルート」の構築を目指す包括連携協定を締結した。ウェルネス(健康)をテーマに、ゴールデンルートに対抗しうるインバウンドの流れをつくる。
同局で行われた調印式で同局の溝畑宏理事長は「加賀市には良質な3温泉があり食や歴史、伝統文化がそろう。グルメとショッピングに偏重している大阪目的のインバウンドに、世界的な評価を得ている日本のウェルネスを加賀市との連携で補完し、グローバルに価値を訴求したい」。
加賀市の宮元陸市長は「北前船以来、大阪との結びつきは強い。北陸新幹線を見据え関西の表座敷として外国人が訪れる流れをつくりたい」と話した。
大阪観光局では連携先を増やし、大阪のハブ化を図る。
情報提供:トラベルニュース社