乗車が目的になる-水戸岡さんデザイン クラツー、新型高級バス投入
クラブツーリズムは1月10日、水戸岡鋭治さんデザインの新型高級バス「CLUB TOURISM FIRST(クラブツーリズム・フアースト)」を首都圏発のバスツアーに投入した。
ロイヤルレッドと黒のボディに、内装には木材を多用したクラシカルなサロン空間に仕上げた。座席は横3席、縦6列の全18席で、前後左右にゆとりのあるゆったり設計。後部には車内でカフェを楽しめるバーカウンターを配置した。
ひときわ目を引くのが宮大工の手による格天井とウォルナット材を使った寄木の床。「古今東西のデザインを曼荼羅のように網羅した」(水戸岡さん)という自信の仕上がりになっている。
クラブツーリズムでは「乗ることそのものが目的となるような、世界に一台のバスができた。お客様に新たな価値を提供していきたい」と意気込む。東京、横浜発着を中心に、日帰りから高級ホテルの宿泊をセットにした1―10日間ほどのバスツアーを月10―15本ほど催行する。
情報提供:トラベルニュース社