大阪空港に「かまくら」 秋田県横手市がイベント

 秋田県を代表する冬の風物詩「かまくら」と「なまはげ」が共演するイベントが1月19―20日、大阪府豊中市の大阪国際空港(伊丹空港)で開かれた。家族連れを中心に2日間で1万4千人が来場者した。

 イベントは「大阪国際空港雪まつり」。横手市が主催し、今年で3回目。新潟県妙高市などから運んだ天然雪を使って巨大なかまくらをはじめ、子どもたちがソリや雪玉づくりを楽しめる広場を設置。かまくら前の記念撮影、なまはげの太鼓披露は大人気で2日間とも長蛇の列ができた。

 会場では、きりたんぽや甘酒(あまえご)など横手市と男鹿市の特産品販売するブース、さらに島根県出雲市の出雲ぜんざい学会のメンバーが「出雲ぜんざい」、島根県観光施設協議会のメンバーが「カニ汁」を友情出展。連日賑わった。

 近畿日本ツーリスト関西とクラブツーリズムも昨年に続きイベントに協賛し、大阪発着の「横手の雪まつり」特別ツアーを設定し来場者にアピール。JALやANAもブースを設けて、東北秋田への空の旅を紹介した。


情報提供:トラベルニュース社