主要49社の海外旅行、18年度3Q累計は7%増、33社が前年超え

  • 2019年2月17日

12月の海外旅行は8.8%増、ニッコウトラベルが3倍超

 12月単月の海外旅行は8.8%増の1661億8889万円。企業別の1位はJTB12社計で7.7%増の487億7198万円、2位はHIS6社計で8.8%増の364億5251万円、3位は阪急交通社3社計で19.3%増の171億3520万円だった。4位はKNT-CTホールディングス13社計で13.5%増の110億3919万円、5位は日本旅行で12.2%増の93億2049万円。上位5位の順位は17年4月から変わっていない。上位10社は全て前年を上回り、最も増加したのは阪急交通社3社計だった。

 前年からの伸び率の1位はニッコウトラベルで214.0%増の1億7926万円、2位は名鉄観光バスで152.4%増の1317万円、3位は西武トラベルで88.2%増の2億298万円。取扱額が10億円を超える企業では、1位が阪急交通社3社計、2位が東武トップツアーズで18.8%増の25億2096万円、3位がトヨタツーリストインターナショナルで18.8%増の11億9974万円。47社中33社が前年を上回った。

 海外募集型企画旅行の取扱額は5.5%増の334億462万円となり、4月以来8ヶ月ぶりに前年を上回った。取扱人数は4.3%減の14万6309人で、1人あたりの単価は10.2%増の22万8316円。

 なお、12月の国内旅行の取扱額は1.0%増の2206億5111万円、訪日旅行は8.6%増の189億587万円、総取扱額は4.4%増の4057億4587万円だった。

 国内旅行と訪日旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

主要旅行会社取扱概況(Excelファイル)

12月単月