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全日空、19年度は冬に成田/チェンナイ線開設、国内増便も

  • 2019年1月23日

NHにとって50機目のB787型機(ボーイング社イメージギャラリーからダウンロード) ANAグループは1月23日、2019年度の航空輸送事業計画を発表した。このうち夏ダイヤ(3月31日~10月26日)ではすでに発表したとおり、9月1日に成田/パース線を1日1便で開設(関連記事)。さらに、冬ダイヤ(10月27日~20年3月28日)中に成田からインド南部のチェンナイに新規就航する。同社によれば、日本からインド南部への直行便は初めて。なお、チェンナイ線開設についてはすでに一部のメディアが報じていた。

 成田/パース線については、ビジネスクラス32席、プレミアムエコノミークラス14席、エコノミークラス138席、全184席のB787-8型機を使用。2月7日から航空券の予約・販売受付を開始する。

 成田/チェンナイ線については、デイリーでの運航を検討しており、就航日やダイヤ、使用機材などについては現時点では未定。NHは成田/デリー、ムンバイ線をそれぞれ1日1便運航しており、チェンナイはインドで3都市目の就航地となる。NHによれば、チェンナイは自動車産業を中心に製造業が集積しており、IT産業で成長中のベンガルールなど周辺地域も含めたビジネス需要の取り込みをめざす。日本発に加え、南インド発の訪日需要も見込んでいるという。

 このほか夏ダイヤから、B787型機のロールスロイス製エンジンの点検などの影響で18年冬ダイヤから運休していた中部/上海(浦東)線を1日1便で再開。冬ダイヤで週4便に減便していた関空/成都線を1日1便に戻す。

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