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インフィニ、LINX PLUSでもNDC機能を提供、IATA代理店向け

  • 2019年1月22日

検索結果画面(イメージ)※クリックで拡大  インフィニ・トラベル・インフォメーションは1月22日、予約端末「INFINI LINX PLUS」で、国際航空運送協会(IATA)が進める新規格「NDC(New Distribution Capability)」に対応した機能の提供を開始した。「INFINI LINX PLUS」の空席連動型検索「Low Fare Search GUI」でNDC対応航空会社のコンテンツを予約・手配できるようにしたもので、従来の航空券検索システムやLCCとの同時検索・手配も可能。同社によれば、日本で展開するGDSのなかで、NDC対応航空会社のコンテンツを専用の予約端末で手配できるのは、同社が初めてとなる。

 「INFINI LINX PLUS」におけるNDC機能の利用は無料。IATA店舗のみ利用でき、BSP精算が可能だ。利用するためには、インフィニに利用申請した後、航空会社と個別契約をする必要がある。

 NDC対応航空会社は1月時点ではルフトハンザ・ドイツ航空(LH)、スイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)、オーストリア航空(OS)、ブリュッセル航空(SN)のルフトハンザグループ4社のみ。今後は徐々に航空会社数を増やす予定で、3月をめどにさらに数社増える見込みだ。

 インフィニは昨年6月に開催した旅行会社向けセミナーで、NDCに対応した新機能の構想を発表。トラベルフュージョンと共同で開発し、12月11日にインフィニがAPIサービス形式で提供している予約・発券ツール「INFINI HOST-LINK」において、NDC対応航空会社のコンテンツの予約・手配サービスの提供を開始した。同社によれば導入事例はまだないが、業務渡航を扱う旅行会社やOTAなどからAPIサービス形式について問い合わせがきているという。