LINEトラベルjp、ガイド執筆者招きイベント、コンテンツ強化へ

  • 2018年12月25日

トラベルナビゲーターによる集合写真  LINEとベンチャーリパブリックはこのほど、共同で運営する旅行比較検索サイト「LINEトラベルjp」にガイド記事を執筆している「トラベルナビゲーター」100名超を招き、イベント「LINEトラベルjp Navigator Network 2018」を開催した。同イベントはベンチャーリパブリックが「トラベルジェーピー」のガイド記事執筆者向けに毎年実施していたもので、9月の「LINEトラベル」との統合を受けて、今回は規模を拡大したという。

(左から)柴田氏、藤井氏  イベントでベンチャーリパブリック代表取締役社長の柴田啓氏は、LINEとの提携後、ユーザー数やガイド記事の本数などが順調に伸びていることを説明。その上で今後は、タビマエからタビアトまでのワンストップサービスの充実した提供に向けて、特に記事ガイドなどのコンテンツ強化を重視する考えを示した。出席した「トラベルナビゲーター」には、宿泊施設や着地型アクティビティなどに関する、より質の高い記事の執筆を要請した。

 LINE執行役員O2O事業担当の藤井英雄氏は「LINEは個々のユーザーの属性や嗜好に対し、よりパーソナライズされた情報を提供できることが強み」と語り、情報提供と需要喚起に注力していく旨を説明。来年からはウェブサイトで公開しているガイド記事を、徐々にアプリでも掲載していく方針を語った。掲載する記事はウェブサイトとアプリの特性に応じて選別することも考えるという。

(左から)齋藤氏と「ともなりくん」  なお、この日のイベントでは、今年から創設した「旅人大賞」や、最もアクセス数が多かった記事や話題を集めた記事を表彰する「LINEトラベルjp旅行ガイドアワード」の審査結果を発表。「旅人大賞」はトラベルナビゲーターと旅行作家などの審査員5名が、注目を集め始めた新たな観光スポットを選出・表彰するもので、大賞には栃木県矢板市の「おしらじの滝」を選んだ。表彰式には矢板市長の齋藤淳一郎氏が、同氏の公式キャラクターの「ともなりくん」とともに登場し、喜びを語った。