東武トップ、天災の9月は取扱額14.4%減、国内旅行に打撃
東武トップツアーズの2018年9月の旅行取扱概況で、総取扱額は前年比14.4%減の106億4788万円となった。北海道地震や台風21号などの影響で、国内旅行が23.9%減の66億7342万円と大きく落ち込んだことが影響した。このうち団体旅行は27.4%減で、内訳は一般団体が31.0%減、教育旅行団体が19.6%減。企画商品は10.3%減で、企画商品以外の個人旅行は18.9%減だった。
海外旅行は4.5%増の30億9958万円で、そのうち団体旅行は6.5%増。一般団体が0.6%減と微減した一方、教育旅行団体は41.0%増と大幅に増加した。企画旅行は5.7%減で、このうち自社企画商品は18.3%増、他社企画商品は7.8%減。団体と企画商品以外の個人旅行は4.6%増だった。
海外旅行の取扱人数は0.1%減で、このうち団体は12.7%増。方面別では中国、「その他アジア」「欧州・ロシア」、香港、シンガポールが前年を上回った。企画商品の取扱人数は6.8%減で、シンガポールや韓国、中国などが大きく増加した。
そのほか、訪日旅行は40.4%増の7億2830万円、「その他」は24.1%減の1億4658万円だった。