燃油サーチャージ:全日空据え置き、キャセイは以遠を値上げ
全日空(NH)は12月1日から2019年1月31日までの発券分について、燃油サーチャージを据え置く。算定の対象となった8月と9月のシンガポールケロシン市況価格が平均で1バレル89.35米ドルとなり、日本円に換算して9956円となったため。
一方、キャセイパシフィック航空(CX)とキャセイドラゴン航空(KA)も同期間の発券分についての燃油サーチャージ額を決定。日本と香港または台北を結ぶ路線についてはこれまでと同じ3000円を維持するが、香港経由の南西太平洋や北米、欧州、中東、アフリカ、南アジア亜大陸の長距離路線については9000円を1万円に、その他の路線は2000円を2300円にそれぞれ値上げする。
▽NH、燃油サーチャージ徴収額(2018年12月1日~2019年1月31日)
北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニア線:1万4000円
メキシコシティ線:1万500円
ハワイ・インド・インドネシア線:8500円
タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア線:6500円
ベトナム・フィリピン・グアム・サイパン線:4000円
中国・香港・台湾・マカオ線:3500円
韓国線:1000円
▽CX、燃油サーチャージ徴収額(2018年12月1日~2019年1月31日)
(路線:変更後/変更前)
香港、台北:3000円/3000円
南西太平洋、北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南アジア亜大陸:1万円/9000円
その他の路線:2300円/2000円