アメリカン航空、導入1年で高評価を受けるプレミアムエコノミー[PR]

EXPOでもモックアップ展示、消費者へアピール強化

AAのB787型機

 アメリカン航空(AA)は昨年8月5日から、成田/ロサンゼルス線への新機材導入と合わせて「プレミアムエコノミー」を日本市場に投入した。米系キャリアとしては初の導入で、ビジネスクラスとエコノミークラスの中間クラスとして、快適性と居住性にこだわっているほか、エコノミークラスにはないさまざまな付加価値も提供している。導入して1年が経って市場の認知度も進み、利用者も増えてきた。AAとしては、今後さらに日本市場での訴求を強めていきたい考えだ。


日本市場での認知度向上をさらに推進
快適性やワンランク上のサービスをアピール

AAのプレミアムエコノミー。ビジネスクラスには及ばずとも、エコノミーと比較すれば圧倒的な快適性

 AAの「プレミアムエコノミー」は、メインキャビン・エクストラと比較してシートピッチが約5センチメートルも拡大。さらに調節可能なフットレストやヘッドレスト、ノイズ低減機能を備えたヘッドフォン、アメニティキット、新進気鋭の寝具メーカー「Casper」の枕とブランケットとスリッパ、さらに優先手荷物タグも提供され、空港では優先チェックインと優先搭乗も利用できるなどメインキャビンよりもワンランク上の内容となっている。また、機内食もグレードアップ。出発の24時間前までメインディッシュを事前に予約することも可能だ。

 

 AA日本地区営業本部長の矢島隆彦氏は、「導入から1年が経ち、プレミアムエコノミーの搭乗率も売上も上がっている」と現状を説明。一方で、「まだまだ販売の余地はある」と話し、日本市場でさらに認知度を向上させていく取り組みを進めていく考えを示す。具体的には、B2CとB2B双方のアプローチを強化することで、旅行会社とエンドユーザーである一般消費者の認知度を高めていく方針だ。

「プレミアムエコノミー」後方からの眺め。前後のシートピッチだけでなく、横方向にもゆとりがあることが見て取れる

 そのひとつの方法として、プレミアムエコノミーのモックアップ展示を積極的に進めていく。例えばB2Cでは、今年9月20日から東京ビッグサイトで開催される「ツーリズムEXPOジャパン2018」のAAブースで展示。「プレミアムエコノミーとエコノミークラスの違いがどれだけてあるのか、一般消費者にはまだ認知されていない」(矢島氏)という認識から、来場者に実際に座ってもらい、その快適性を体験してもらう。また、そのほかの旅行イベントにも積極的にモックアップ展示を仕掛けていき、「体験した人がSNSに投稿することで、その利点を拡散していければ」と期待をかける。