お盆の出入国者予想、成田は6.9%増、羽田は5.6%増

  • 2018年8月7日

 成田国際空港(NAA)と東京国際空港ターミナル(TIAT)は8月3日、夏季繁忙期における旅客動向見通しを発表した。

 

 NAAによると、8月10日から19日までの10日間における成田空港の国際線旅客数は、出発が前年比7.8%増の50万4000人、到着が6.0%増の49万4000人と推計されており、出発と到着の合計は6.9%増の99万8000人に達する見通しだ。

 NAAでは、昨年の冬ダイヤ以降における新規就航や増便などを堅調な伸びの要因として指摘。また、ハワイなどのリゾート路線や韓国など近距離路線の人気が比較的高いことも明らかにしている。出入国のピークは出国が11日の5万8200人、入国が19日の5万5400人と見込まれている。

 また、TIATによると、8月9日から19日までの11日間における羽田空港の国際線旅客数は、出発が6.0%増の30万2800人、到着が5.1%増の28万9000人。出国と入国を合わせた旅客数は、5.6%増の59万1800人に及ぶ見込みという。ピークは出国が11日(2万9800人)、入国が16日(2万7300人)の見通しだ。

 なお、羽田空港の日別の旅客数を見ると、昨年は17日が5万2222人、19日が5万1770人、13日が5万1415人と分散していたのに対し、今年は11日が5万6000人、9日が5万5700人、10日が5万5000人と序盤に集中する予想という。