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マリアナ、アシアナ航空と仙台からFAMツアー、UA撤退後のリゾート需要見込む

  • 2018年7月12日
ビーチアクティビティの体験

 マリアナ政府観光局はアシアナ航空(OZ)の協力のもと、仙台からサイパンへの旅行会社向けFAMツアーを、6月24日から27日にかけて実施した。実施の主な目的は、仙台を拠点とする近隣各県から韓国経由でのサイパン商品の造成および販売促進。

 OZは現在、仙台/仁川線を週7便、仁川/サイパン線を同じく週7便運航。一方、仙台空港ではユナイテッド航空(UA)は今年3月末をもってグアム線を運休したため、仙台国際空港を発着する国際線はソウル、上海、台北などとなっている。

 ファムに参加したのは、仙台をはじめとする東北の旅行会社6社。宿泊先のハイアットリージェンシーサイパンをはじめ、P.I.C.サイパン、カノアリゾートサイパン、サイパンワールドリゾート、グランヴィリオリゾートサイパン、アクアリゾートクラブサイパン、ケンジントンホテルサイパン、フィエスタリゾート&スパを視察したほか、サイパンが誇る大自然を活かしたアクティビティとして、マニャガハ島ツアーや、SUP、シータッチなどを体験した。

 参加者からは「想像以上に綺麗。ビーチの美しさと現地の人の優しさは、間違いなくサイパンのウリになると思う」「南国=サイパンと、仙台で認識されるようにしていきたい」といった感想が寄せられたという。

 今後、参加各社ではFAMでの体験をもとに、仙台発のサイパン商品を企画、商品化する見通し。

 マリアナ政府観光局では旅行会社に対し、小規模グループの販売促進として、15名から50名のグループの場合に1人につき2000円をサポートする「グループキャンペーン」を実施。さらに各販売店舗へのプロモーション動画DVDの無料配布、サイト内の旅行業界ページを活用した各種サービスの充実などを通し、経由便を活用した地方主要都市からのサイパン商品造成および販売促進を強化していく。