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“敬老の日に旅を”PJに新展開-今年度は集中送客CP 一社兵旅協・総会

 一般社団法人兵庫県旅行業協会(山口嘉幸会長=ハート)は5月24日、神戸市中央区のオリエンタルホテルで2018年度定時総会を開いた。41人が出席した。

 山口会長はあいさつで、旅行業法の改正や全国旅行業協会が4月から旅行災害補償制度に新たに「重大事故支援制度」を追加したことなど業界を取り巻くトピックに触れながら「いずれにしろ私どもは安全安心をお客様に届けることを一番に取り組みたい」と力強く語った。

 議案はすべて承認、可決。今年度は来年2月に福島県郡山市で開かれる国内観光活性化フォーラムへの参加や外貨両替事業などに取り組む。

 協会独自事業として取り組んできた「敬老の日に旅を贈ろう」プロジェクトは、日本旅行とのコラボレーションで商品展開してきたが、昨年度は思うような結果を上げられず、理事会で検討した結果、手法を転換することに。日本旅行とのコラボは一旦休止し、今年度はくすのき会と協力して敬老の日前後に集中送客キャンペーンを実施する。プロジェクトの展開内容については今後も検討を進めていくという。

 また今回、定款の一部を変更。旅行業法の改正による「旅行サービス手配業」の新設に伴うもので、旅行サービス手配業者は協力会員とすることなどが記された。

 事業会社HATAの総会では、欠席した兒島武代表取締役(トラベルルーム)の代理として、藤本一取締役(神永トラベル)が議事を進行。議案を承認、今年度は全旅クーポン会員の加入促進、広告事業、物品販売事業を展開していく。

 協力会であるくすのき会(木下紘一会長=ホテルニューアワジ)の総会も同時開催。総会終了後には同協会とくすのき会の合同勉強会を開き、全国旅行業協会の顧問弁護士を務める山本厚さんが旅行、旅館に関するトラブルについて講演した。

 合同懇親会では、昨年度、「敬老の日に旅を贈ろう」プロジェクトの一環で実施した作文コンテストの表彰式を実施。「おじいちゃん・おばあちゃんとの旅」をテーマに、兵庫県下の小学生を対象に作文を募集し、最優秀賞に岩元花音さん(5年生)、 優秀賞に竹本栞凛さん、白河映里さん(いずれも2年生)の作品を選定、山口会長から表彰状が贈られた。


情報提供:トラベルニュース社