日本航空、自転車輸送用の受託手荷物専用ボックスを開発

  • 2018年6月27日
受託手荷物専用ボックスSBCON(エスビーコン)

 日本航空(JL)はこのほど、せとうち観光推進機構、およびS-WORKSと自転車輸送用の受託手荷物専用ボックス「SBCON(エスビーコン)」を開発した。

 これは、同社が2015年より地域活性化を目的に展開している「JAL 新・JAPAN PROJECT」のテーマの1つ、「交流人口拡大」をめざす施策。今後ますます盛んになることが予想されるサイクルツーリズムのニーズに対応した。

 専用ボックスは、国内線ツアー商品の受託手荷物用として8月よりサービスを開始する。また将来的に、個人旅行者も利用ができるよう準備を進めていく。

 これまで自転車の預かり時は、自身で自転車を分解して輪行用の袋などに収納する必要があったが、専用ボックスを利用することにより分解・組み立てを最小限に留めるとともに、より安全に目的地まで運ぶことが可能となる。

 また、サービス開始に先駆けて、専用ボックスを利用したモニターツアーの販売を7月2日に予定している。