日本航空、4月の国際線旅客は9.0%増、国内線は4.3%増
日本航空(JL)の2018年4月の運航実績で、国際線の旅客数は前年比9.0%増の73万9560人だった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は6.6%増、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は7.4%増で、利用率は0.6ポイント増の80.6%となった。
方面別では、昨年9月から成田/メルボルン線のデイリー運航を開始した「オセアニア」が80.5%増の1万7203人で2桁増となった。次いで「中国」が20.5%増の13万1789人、「ハワイ・グアム」が12.8%増の8万6675人、「東南アジア」が6.3%増の29万5002人となった。唯一前年を下回ったのは「韓国」で0.8%減の4万7453人。
利用率の伸び率が最も高かったのは「中国」で11.2ポイント増の86.0%となった。続いて「韓国」が8.6ポイント増の85.7%、「欧州」が3.6ポイント増の86.7%と続いた。利用率が最も減少したのは「ハワイ・グアム」で5.2ポイント減の72.7%。このほか、「東南アジア」も0.4ポイント減の84.7%と前年を下回った。
国内線の旅客数は比4.3%増の264万7310人。ASKは2.2%増、RPKも3.5%増で、利用率は0.8ポイント増の66.5%となった。
路線別の旅客数は、1位が羽田/福岡線で3.6%増の24万2520人。2位が羽田/新千歳線で5.5%増の22万5212人、3位が羽田/伊丹線で5.1%増の21万5596人だった。旅客数の伸び率の1位は福岡/徳島線で77.1%増の3117人。以下は伊丹/松山線が33.2%増の7535人、宮古/石垣線が31.9%増の5104人と続いた。
利用率の1位は宮古/石垣線で85.8%、2位は那覇/岡山線で82.7%、3位は成田/伊丹線で82.6%だった。