東武トップ、17年度の海外旅行は1.9%増、3月は0.3%減

  • 2018年5月16日

 東武トップツアーズの2017年度(17年4月~18年3月)の取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比1.9%増の315億6298万円だった。団体旅行や個人旅行などの内訳については発表していない。

 3月単月は前年比0.3%減の32億6748万円で、このうち団体旅行は7.9%減、一般団体は1.5%減、教育旅行団体は14.0%減だった。個人旅行のうち、自社企画商品は31.4%減、他社企画は4.9%増で、企画商品全体では45.4%増だった。航空券の単品販売などの「その他の個人旅行」は1.1%増となった。

 海外旅行全体の総取扱人数は1.2%増で、このうち団体旅行の取扱人員は4.1%増。韓国が963.3%増、シンガポールが85.6%増、香港が56.5%増、グアム・サイパンが2.1%増などと増加した。個人旅行の企画商品の取扱人数は15.4%増で、大洋州と中国がそれぞれ100.0%増、欧州・ロシアが78.7%増、グアム・サイパンが72.6%増などとなった。

 なお、国内旅行の17年度の取扱額は0.8%減の1009億4875万円で、訪日旅行は6.5%増の67億4659万円、その他の事業を加えた総取扱額は0.1%増の1418億8372万円だった。3月単月の取扱額は国内旅行が2.1%減の62億255万円、訪日旅行が13.8%増の8億2978万円で、総取扱額は0.6%減の105億5179万円。国内旅行と訪日旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。