ANAとJAL、17年度の国内線旅客は3.6%増、利用率2.7ポイント増
▽3月の旅客数は微減、利用率はNH増もJL減少
3月単月の2社の国内線旅客数の合計は0.1%減の641万361人と微減した。ASKは0.1%減、RPKは0.1%増で、利用率は0.2ポイント増の72.7%。NHは旅客数が0.7%減の344万61人、ASKが0.8%減、RPKが0.2%増で、利用率は0.7ポイント増の72.2%だった。旅客数はJLの297万300人を、利用率の伸び率はJLの0.7ポイント減をそれぞれ上回ったが、利用率は73.3%のJLを下回った。
路線別旅客数の上位3位はともに同じ結果で、1位の羽田/福岡線はNHが3.5%増の31万6639人、JLが1.2%減の27万460人。2位は羽田/新千歳線でNHが1.4%増の29万3250人、JLが2.1%減の24万9443人、3位は羽田/伊丹線でNHが0.1%増の26万7566人、JLが1.4%増の22万9694人だった。
NHで旅客数の伸び率が最も高かったのは那覇/岩国線で377.8%増の6713人、2位は中部/宮崎線で32.7%増の1万4614人、3位は熊本/那覇線で27.1%増の8530人。JLの伸び率の1位は出雲/隠岐線で34.2%増の1727人、2位は伊丹/秋田線で24.2%増の8942人、3位は伊丹/大分線で22.9%増の9995人だった。
NHの利用率の1位は羽田/宮古線で89.9%、2位は成田/伊丹線で89.0%、3位は那覇/松山線で88.7%。JLの利用率の1位は成田/伊丹線で89.0%、2位は中部/那覇線で87.3%、3位は羽田/関空線で83.6%増だった。国際線の詳細は別途記載(下記関連記事)。