わざわざ来る価値あり!「AMA場」の魅力 徳島県阿南市・高知県室戸市・安芸市
徳島県阿南市、高知県室戸市と安芸市の3市でつくる「AMA地域連携推進協議会」の皆さんが来社。観光目的地として認知度は低いものの「わざわざ来て、ゆっくりしてもらえる“AMA(穴)場”」の魅力をアピールした。
3市の協議会は、高速道路の誘致を含めた広域的な連携に取り組もうと2008年に設立。今年で10周年を迎えたことを機に初めてメディア訪問を行った。
阿南市商工観光労政課の小谷寿之さんは「青色発光ダイオードで有名な日亜化学工業があるまちです。まちじゅうLEDを活用しています」。
室戸市観光ジオパーク推進課の池内惇平さんと浜渦真理さんは、空海が修行した室戸岬がユネスコ世界ジオパークに認定されていることを紹介。「室戸世界ジオパークセンターがリニューアルオープンしました。従来2面だった大型スクリーンが3面になり、ジオパークの魅力をより体感していただけます。キラメッセ室戸も昨年リニューアルしVRやARなどデジタルコンテンツが充実しました」と池内さん。
安芸市商工観光水産課の野﨑一生さんは「岩崎彌太郎の生家があり三菱源流のまちです。食べ物では『安芸釜あげちりめん丼楽会』が活動し、ちりめん丼を市内15店舗で提供しています」。
名物丼は、ほかの2市にも。阿南市はハモやシイタケなど特産品がてんこ盛りの「あなん丼」、室戸市は目前が深海のためキンメダイや地鶏の刺身を盛り合わせた「室戸キンメ丼」がある。3市とも豊かな海山の幸が自慢だ。
また3市共通の売りものはパワースポット。安芸市の「伊尾木洞」は神秘的な洞窟。室戸市は、根が縦横にはうアコウの木。阿南市は、1万体の招き猫をまつる「お松大権現」と、四国のガウディと呼ばれているセルフビルドの喫茶店「大菩薩峠」がある。「そんなAMA(穴)場を探しに来てください」と皆さん。
情報提供:トラベルニュース社