Airbnb、アクティビティ提供を1000都市に拡大、年内目途

 Airbnbは2月26日、2016年11月に開始した、民泊に加えて現地のアクティビティや飲食などの予約機能などを提供するサービス「トリップ(Trips)」について、対象都市を現在の60都市から、18年中を目途に1000都市へと大幅に増やす方針を発表した。「トリップ」では職人や料理人、音楽家などが提供する5000件の現地アクティビティを「体験(Experiences)」として掲載しており、これまでに全世界で約100万人が現地アクティビティを体験したという。日本国内については東京、大阪、京都、福岡などが対象となっている。

 18年中には、新たにイースター島やタスマニア、アイスランドなどの現地アクティビティを掲載する予定。さらに、新たな検索カテゴリとしてライブやショーを楽しむ「Airbnbコンサート」、収益のすべてを非営利団体に寄付する「社会貢献体験」を追加した。今後は人里離れた場所でキャンプなどをおこなう「アドベンチャー」などを順次追加するという。