気象庁、霧島山・えびの高原の噴火警戒レベル引き上げ

  • 2018年2月21日

 気象庁はこのほど、九州南部・霧島山のえびの高原の噴火警戒レベルを2の「火口周辺規制」に引き上げた。同高原の硫黄山周辺で火山性地震が増加していることなどを受けたもので、今後は小規模な噴火が発生するおそれがあることから、硫黄山から1キロメートルの範囲内では飛散する噴石に注意するよう呼びかけている。

 えびの高原周辺では2016年12月に火山性地震などが増加。気象庁はその際に警戒レベルを1から2に引き上げて以来、火山活動の沈静化・活発化にあわせて、レベルの引き下げと引き上げを繰り返している。