東武トップ、12月の海外旅行は8.9%減、団体が2割減

  • 2018年2月19日

 東武トップツアーズの2017年12月の取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比8.9%減の21億2282万円だった。このうち団体旅行は17.4%減、一般団体は27.8%減、教育旅行団体は9.4%減で、いずれも前年を下回った。

 個人旅行のうち、自社企画商品は7.5%減だったが、他社企画商品は2.7%増で、企画商品全体では1.2%増となった。航空券の単品販売など「その他の個人旅行」は8.0%増だった。

 総取扱人数は11.5%減で、このうち団体旅行は11.9%減。方面別ではシンガポールが43.9%増、韓国が39.4%増、香港が28.0%増、欧州・ロシアが23.6%増、大洋州が11.6%増となったが、団体旅行全体では2桁減だった。個人旅行の企画商品の取扱人数は2.3%減で、台湾が31.0%増、北米が19.0%増、香港が10.3%増、グアム・サイパンが10.0%増などとなったが、同じく全体では減少した。

 なお、国内旅行の取扱額は2.3%増の87億3691万円、訪日旅行は11.8%減の6億288万円、その他の事業を加えた総取扱額は0.7%減の118億4573万円だった。国内旅行と訪日旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。