東武トップ、11月の海外旅行は2.3%減、教育団体は2桁増
東武トップツアーズの昨年11月の取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比2.3%減の32億9632万円だった。このうち団体旅行は5.5%減、一般団体は17.6%減とともに減少したが、教育旅行団体は28.0%増と前年を上回った。
個人旅行は自社企画商品が14.2%減となったが、他社企画は8.4%増で、企画商品全体では11.6%増となった。航空券の単品販売など「その他の個人旅行」は3.0%増だった。
取扱人数は全体で8.5%減。このうち団体旅行は4.1%減で、方面別では欧州・ロシアが178.5%増、「その他アジア」が29.5%増、シンガポールが21.9%増、台湾が17.0%増などとなった。個人旅行の企画商品の取扱人数は中国が約8倍と大幅に増加したほか、北米が25.0%増、その他アジアが11.1%増となるなど一部の地域は好調だったが、全体では12.4%減となった。
なお、国内旅行の取扱額は2.3%減の112億7250万円、訪日旅行は16.3%増の10億8841万円、その他の事業を加えた総取扱額は1.1%減の158億7182万円だった。国内旅行と訪日旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。