KNT-CT、11月の海外旅行は25.1%増、企画旅行は3割増
KNT-CTホールディングスの2017年11月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比25.1%増の136億9528万円だった。このうち団体旅行は26.7%増の50億1962万円、企画旅行は30.1%増の57億3513万円、個人旅行は14.1%増の29億4054万円となり、いずれも前年を上回った。
団体旅行のうち、一般団体は企業の周年事業の増加などで23.2%増の27億9624万円に。学生団体は修学旅行などの取扱人数の増加や、北米方面の好調で単価が拡大したことなどから、31.5%増の22億2338万円となった。
企画旅行のうち、ホリデイの取扱額は1.9%減の12億1894万円。方面別の取扱人数はアジアやヨーロッパ、オセアニアなどが好調に推移したが、ミクロネシアやハワイ、アメリカは前年を下回った。クラブツーリズムの取扱額は42.6%増の45億1208万円で、全般的に好調に推移。特に1人旅やテーマ型商品が堅調だったという。
なお、海外旅行以外では、国内旅行が2.7%減の305億5207万円、外国人旅行が13.6%増の18億6885万円、関連商品などを含めた総計は5.2%増の471億599万円だった。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。