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外務省、ロシア・サンクトペテルブルクの爆発事件で注意喚起

  • 2018年1月4日

 外務省はこのほど海外安全ホームページで、ロシアを訪れる旅行者などに向けて注意喚起のためのスポット情報を発出した。12月27日にサンクトペテルブルク市内のショッピングセンターで手製の爆弾が爆発し、複数の負傷者が発生したことを受けたもの。旅行者には最新の関連情報の入手に努めるとともに、不特定多数が集まる場所などを訪れる際には周囲の状況に注意を払うよう呼びかけている。今回の事件についてロシア当局はテロ攻撃の可能性を否定しておらず、28日の時点で「想定されるあらゆるケースを念頭に捜査中」と説明している。

 サンクトペテルブルクにおいては昨年4月に走行中の地下鉄で、自爆テロとみられる爆発が発生。14人が死亡し、約50人が負傷している。また、昨年9月頃からは国内の各地でホテル、駅、空港、ショッピングセンター、公共施設、学校などに爆発物を仕掛けた旨を伝える予告電話が相次いでいるという。