滋賀県米原市の琵琶湖の源サイクリングが最優秀賞 国交省の「水の里の旅コンテスト2017」

 国土交通省は12月19日、河川上流部地域の観光資源を生かした旅の企画を表彰する「“水のめぐみ”とふれあう水の里の旅コンテスト2017」の受賞企画を決定した。最優秀賞は滋賀県米原市の「びわ湖の素・米原 日本遺産と水源の旅 清らかな日本に出会う米原サイクリング」が選ばれた。

 最優秀賞企画は米原市とマイクリング・プロジェクト、イー・エージェンシーの共同企画。古くから琵琶湖の水源としての自然や文化が根付く米原市内の日本遺産の構成文化財などを自転車でめぐるツアーとして組み上げた。審査員からはテーマの明確さやバランス、2次交通を自転車の活用で補った点などから現実性と将来性があると評価を受けた。

 そのほか、一般部門の優秀賞に北びわこふるさと観光公社「びわ湖の水の恵みを感じてふれあう旅」、奨励賞に奈良県川上村「吉野川源流 水と森と神秘の世界 樹と水と人の共生」、学生部門の優秀賞に岐阜大学の「岐阜白川茶をめぐる旅」などが選ばれた。

 表彰式は1月10日、東京都千代田区の中央合同庁舎3号館国土交通省特別会議室で行われる。


情報提供:トラベルニュース社