東武トップ、10月の海外旅行は9.7%増、団体が15%増
東武トップツアーズの10月の取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比9.7%増の29億2641万円だった。このうち団体旅行は15.1%増。一般団体は13.6%増で、教育旅行団体は17.7%増となり、ともに前年を上回った。
一方、個人旅行は、自社企画商品が49.4%減、他社企画商品が14.9%減となり、企画商品全体では22.7%減となった。航空券の単品販売など「その他の個人旅行」は11.6%増だった。
取扱人数は全体で5.1%減。このうち団体旅行は7.1%増で、方面別では「その他アジア」が127.0%増、香港が61.1%増、欧州・ロシアが36.6%増とそれぞれ大幅に増加した。個人旅行の企画商品の取扱人員は、シンガポールが150.0%増となるなど一部の地域は好調だったが、全体では32.4%減だった。
なお、国内旅行の取扱額は4.2%減の118億8834万円、訪日旅行は11.2%減の8億1427万円、その他の事業を加えた総取扱額は2.3%減の158億1540万円だった。国内旅行と訪日旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。