アウト促進協、「台湾30選」を発表、地方送客を本格化

  • 2017年12月24日

 日本旅行業協会(JATA)のアウトバウンド促進協議会東アジア部会は12月21日、台湾の新たなエリアや観光素材の発掘と商品化をを目的として、このほど「文化」「歴史」「自然」の3つをテーマに選定した「世界遺産級 台湾30選」を発表した。JATAが15年に選定した「ヨーロッパの美しい村30選」などを参考にしたもので、台北に集中する日本人旅行者の地方への送客をめざす。

 JATAは10月に、旅行会社や航空会社など20社と、台湾観光協会などからなる実行委員会を発足。20社が提案した101ヶ所の観光地のなかから「商品化されていない地方か」「世界遺産に準ずる魅力があるか」「商品化が可能か」などの基準により30ヶ所を選定した。各旅行会社は今後、旅行商品を造成して順次発売する予定。

 JATAは今後、「台湾30選」をテーマに研修ツアーやセミナーを実施する予定。研修ツアーについては第1弾として、すでに12月中旬に「客家ゆかりの地」をテーマに実施している。セミナーは1月26日の開催を予定。このほか、来年9月の「ツーリズムEXPO JAPAN 2018」で、関連ツアーを表彰する計画もあるという。「台湾30選」の詳細は以下の通り。

▽「世界遺産級 台湾30選」一覧
(名称/テーマ/地域)
高美湿地/自然・絶景/台中
澎湖群島/自然・絶景/澎湖
太魯閣国家公園(タロコ峡谷など)/自然/花蓮
野柳地質公園と和平島エリア/絶景/新北・基隆
八田與一と烏山頭ダム/歴史/台南
阿里山と阿里山森林鉄道/歴史・絶景/嘉義
日月潭(リーユエタン)/自然/南投
水南洞、金瓜石、九フン鉱業遺跡(九フン広域エリア)/絶景/新北 (※水南洞の南はさんずいに南、九フンのフンはにんべんに分)
客家文化(台3線ロマンチック街道など)/文化/桃園・新竹・苗栗・高雄(美濃)
博愛地区の歴史的建造物(総統府、迎賓館、台湾銀行、中正紀念堂など)/文化/台北
台東・三仙台/自然・文化・歴史/台東
霧峰林家花園/文化/台中
台湾 鉄道遺産(彰化扇形庫、旧台北鉄道工場など)/文化・歴史/台北・苗栗・彰化・南投・高雄
安平古堡、安平樹屋と四草生態文化園区/自然・歴史/台南
老梅緑石槽 *3-4月の時海藻が一番美しい時期/絶景/新北
宜蘭設治記念館と西郷廳憲徳政碑と礁渓温泉+亀山島/文化/宜蘭
馬祖島戦地文化と藍眼涙 *4-8月/自然・文化・歴史/連江
金門の歴史とビン南文化/文化・歴史/金門 (※ビン南のビンは門に虫)
墾丁国家公園/自然/屏東
日本統治時代の日本人の旧移民村/文化/花蓮
国立故宮博物院/文化・歴史/台北
忘憂森林と神木/自然/南投
The One南園/歴史・文化/新竹
いにしえの港・鹿港/歴史/彰化
淡水周辺歴史地区/歴史/新北
北港朝天宮、製糖業と布袋戯のまち(虎尾)/文化・歴史/雲林
ルカイ族の村・霧台と排湾族と凱魯族の石板屋集落/文化・歴史/屏東
蘭嶼の集落と自然/自然/台東
高雄佛光山と仏陀紀念館/文化・歴史/高雄
緑島、琉球郷/自然/離島