冬の城崎まるかじり 大阪でカニの季節到来アピール/兵庫

 松葉ガニ漁が解禁されて間もない11月14日、大阪市北区のホテルグランヴィア大阪で第23回「冬の城崎まるかじりキャンペーン」が開かれた。95年の阪神淡路大震災で激減した観光客を呼び戻そうと、旅行会社やメディアを招き城崎温泉観光協会が始めてから毎年開催。今や松葉ガニシーズンの到来を告げる恒例行事となり、今年も約400人が集まった。

 イベントでは、カニ刺しや焼ガニ、カニしゃぶ、カニ雑炊など松葉ガニをはじめ但馬牛の鉄板焼、出石そば、地酒などを参加者に振る舞った。

 目玉は、城崎温泉に近い津居山漁港に水揚げされたばかりの松葉ガニの競り。旅館の若旦那が競り人を務め、市場価格より大幅に安い値段で新鮮な松葉ガニが次々に競り落とされていた。

 城崎温泉観光大使による観光PR、温泉街の賑わいづくりに一役買っている城崎温泉ステキ体験旅行社のプレゼンも行われた。同温泉関係者は「城崎温泉にお越しいただき、カニをはじめとした冬の幸を味わってください」と呼びかけていた。


情報提供:トラベルニュース社