KNT-CT、10月の海外旅行は18.8%増、団体が3割増
KNT-CTホールディングスの2017年10月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比18.8%増の157億2478万円だった。このうち団体旅行は29.2%増の46億7219万円、企画旅行は18.7%増の82億3562万円、個人旅行は4.8%増の28億1697万円で、いずれも前年を上回った。
団体旅行のうち、一般団体は視察旅行や研修旅行の増加などにより18.7%増の28億1178万円。学生団体は修学旅行などの取扱人数が増加したことにより、49.2%増の18億6041万円となった。
企画旅行では、ホリデイの取扱額は2.7%増の12億8411万円。方面別の取扱人数は米国やミクロネシアが前年を下回ったが、欧州やオーストラリアが好調に推移したことで、前年を上回った。
クラブツーリズムの取扱額は22.2%増の69億5014万円。カナダやオセアニアが苦戦した一方で、欧州、アジア、中国、南米、アフリカが好調に推移したほか、1人旅やテーマ型商品も好調で2割増となった。
なお、海外旅行以外では、国内旅行が2.2%減の315億7894万円、外国人旅行が9.9%減の18億8243万円で、関連商品などを含めた総計は3.6%増の501億6533万円なった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。
※訂正案内(編集部 2017年12月12日13時00分)
10月1日の組織改変の影響でKNT-CTグループ会社間の販売に計上漏れがあり、記事の掲載後にKNT-CTホールディングスが取扱額などを大幅に訂正しています。