楽天、年末年始の国内旅行、伸び率1位は青森県

  • 2017年12月7日

 楽天は12月6日、楽天トラベルの年末年始(2017年12月23日~18年1月3日)の国内旅行の宿泊予約の人泊数に基づき、都道府県別の予約伸び率ランキングを発表した。11月26日に集計したもので、1位は青森県で前年比27.5%増、2位は秋田県で19.4%増、3位は茨城県で15.1%増となった。以下は埼玉県が12.5%増、宮崎県が12.1%増と続いた。なお、同社は昨年は宿泊予約の伸び率も発表していたが、今年は非公開としている。

 1位の青森県については、男女の1人旅の予約が62.1%増となり全体を牽引。地域別では、八戸市で12月25日から29日まで、9年ぶりに「日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)」のアイスホッケー競技が開催されることなどから、八戸・三沢・七戸十和田エリアの予約が44.2%増に。18年に世界自然遺産登録25周年を迎える白神山地を含む、白神山地・西津軽エリアが34.6%増となった。

 2位の秋田県は、大湯温泉郷、湯瀬温泉郷などがある大館・鹿角・十和田大湯・八幡平エリアが28.8%増となった。3位の茨城県は、初日の出スポットとして知られる筑波山や大洗海岸などの宿泊施設の予約が好調に推移しているという。