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スポ文ツーアワード、びわ湖パノラマウォークなどが受賞

  • 2017年11月29日

3長官と受賞者による記念撮影  観光庁、スポーツ庁、文化庁の3庁はこのほど、羽田空港で開催した「スポーツ文化ツーリズムシンポジウム」において、全国におけるスポーツと文化資源を組み合わせた観光振興の取り組みを表彰する「スポーツ文化ツーリズムアワード2017」の表彰式を開催した。表彰は昨年3月に締結した3庁の連携協定に基づくもので、今回が2回目。7月から9月にかけて公募し、29件中2件を「マイスター部門奨励賞」、3件を「チャレンジ部門入賞」として表彰した。

 イベントを過去3回以上開催、または3年以上継続的に実施している取り組みが対象の「マイスター部門奨励賞」は、びわ湖パノラマウォーク実行委員会による「おごと温泉・びわ湖パノラマウォーク」と、沖縄県で動物園や観光鍾乳洞などを運営する南都による「沖縄に残された最後のフロンティア 南の島の洞くつ探検」が受賞した。

 「びわ湖パノラマウォーク」は13年から毎年9月に開催しているイベントで、今年は約2000名が参加。おごと温泉や琵琶湖、比叡山延暦寺を訪れるコースなど複数のコースを用意し、近江牛や日本酒などもアピールしている点、おごと温泉の旅館の宿泊者増などにつながっている点などを評価した。「南の島の洞くつ探検」は南都が運営する観光施設「おきなわワールド」の鍾乳洞「玉泉洞」の探検ツアーで、沖縄ならではの独自性、教育旅行やMICEなどにも利用できる点などを評価した。今年はすでに3000名を集客したという。

 このほか、1回以上実施した取り組みが対象の「チャレンジ部門入賞」には、大阪城トライアスロン2017大会組織委員会による「大阪城トライアスロン2017/NTT ASTCトライアスロンアジアカップ」、ゴルフダイジェスト・オンラインによる「日本初!雪上ゴルフ体験ウィンターゴルフIN北海道」、香川県土庄町の「小豆島一周サイクリング&無人島BBQ」を選出した。