関空、10月の国際線旅客は16.4%増、訪日客が増加
関西エアポートによると、関西国際空港(関空)の2017年10月の輸送実績(速報値)で、国際線の旅客数は前年比16.4%増の181万7806人となり、10月の過去最高を記録した。中国の国慶節や韓国の中秋節などの大型連休により訪日外国人旅行者が増加したことが後押しした。韓国や香港などへの便数が増加したことも一因という。
旅客数の内訳は、外国人は26.6%増の127万8900人で、10月の過去最高を記録するとともに、伸び率は17年では最も高かった。一方、日本人は訪日旅行者の増加により航空座席を確保しにくかったことが影響し、2.6%減の52万740人に。通過旅客は9.6%増の1万8166人だった。旅客便の発着回数は7.2%増の1万324回で、10月として過去最高となった。
国際線と国内線を合わせた旅客数は11.7%増の238万2348人、旅客便の発着回数は4.8%増の1万4255回で、ともに10月の過去最高を記録した。国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。