外務省、インド人の訪日ビザ取得要件を緩和、申請を簡素化
外務省は来年1月1日から、インド国民に対する短期滞在数次ビザの取得要件を緩和する。これまで提出を課してきた書類のうち、「申請人の在職証明書」と「数次の渡航目的を説明する資料」を不要とするもので、これにより数次ビザは旅券と申請書に加えて、経済力を証明する書類または企業への所属を証明する書類のいずれかを提出すれば申請できるようになる。
また、過去1年間に2回以上の訪日歴がある人に対しては、基本的に旅券と申請書のみで数次ビザの申請を可能とする。有効期間は最長5年間、滞在期間は最長90日間。
なお、外務省は今年2月にも、インドの若年層の訪日促進に向けて、申請書類の簡素化を実施したところ。学生などの1次ビザ申請に課していた経済力を証明する書類を、在学証明書で代替できるように変更している。