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主要50社、8月の海外旅行は6.7%増、ハワイなど好調

  • 2017年11月13日

 観光庁が取りまとめた2017年8月の主要旅行会社50社(※)の旅行取扱状況によると、海外旅行の取扱額の合計は前年比6.7%増の2193億3245万円となった。昨年にリオ五輪選手団などを扱った反動などがあったものの、ハワイなどを中心に概ね好調に推移したという。

 このうち募集型企画旅行は、取扱額が9.9%増の562億5987万円で、取扱人数は5.1%増の24万3892人。単価は4.5%増の23万675円となった。

 取扱額が最も大きかったのはジェイティービー(JTB)25社で、1.3%減の664億123万円。2位はエイチ・アイ・エス(HIS)5社で、20.8%増の458億1017万円、3位は阪急交通社3社で21.3%増の193億599万円だった。

 前年からの伸び率の1位は、トラベル日本で67.6%増の3億2570万円。2位は阪急交通社、3位はメルコトラベルで21.2%増の5億6757万円、4位はHIS、5位は楽天で20.5%増の52億7279万円と続いた。海外旅行を取り扱う48社のうち26社が前年を上回った。

 なお、国内旅行の取扱額の合計は0.3%減の3635億8327万円、外国人旅行は2.7%増の151億1796万円、総計は2.2%増の5980億3369万円。募集型企画旅行の取扱額は、国内旅行が2.1%減の1325億6164万円、外国人旅行が0.6%増の4億5516万円。総計が1.2%増の1892億7666万円だった。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。


※4月からJTB15社計を25社計に変更し、びゅうトラベルサービス、エスティーエートラベル、テック航空サービス、ニッコウトラベルを追加


▽主要旅行会社取扱概況(Excelファイル)
8月単月