KNT-CT、9月の国内は9.8%減、団体・企画・個人ともに減
KNT-CTホールディングスの2017年9月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比9.8%減の256億7623万円となった。団体旅行は14.1%減の75億3309万円、企画旅行は8.4%減の138億8102万円、個人旅行は6.1%減の42億6212万円となり、いずれも前年を下回った。
団体旅行のうち、一般団体は企業の職場旅行などの取扱人数の減少により、4.6%減の39億8676万円に。学生団体は修学旅行やスポーツ大会などの取扱人数減少により22.7%減の35億4633万円となった。
企画旅行では、メイトの取扱額は12.1%減の52億283万円。方面別の取扱人数は、関西、中国、沖縄などが前年を上回ったが、その他の方面が伸び悩んだ。
クラブツーリズムの取扱額は6.4%減の86億739万円。バス旅行を除く国内旅行部門は九州が昨年の「ふっこう割」の反動で低迷し、バス旅行部門は、台風によるツアーの催行中止などが響いた。
なお、国内旅行以外では、海外旅行が1.7%増の138億7614万円、外国人旅行は46.2%増の19億789万円で、関連商品などを含めた総計は4.3%減の425億2748万円となった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。