KNT-CT、8月の国内旅行は3.9%減、一般団体は増加

  • 2017年10月11日

 KNT-CTホールディングスの2017年8月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比3.9%減の298億3105万円となった。団体旅行は6.3%減の38億5846万円、企画旅行は3.5%減の209億1902万円、個人旅行は3.6%減の50億5357万円となり、いずれも前年を下回った。

 団体旅行のうち、一般団体はイベントや大会の取扱増により、9.4%増の18億5372万円に。学生団体はスポーツ大会などの取扱人数が減少したことで、6.3%減の20億474万円となった。

 企画旅行では、メイトの取扱額は5.9%減の105億9576万円。方面別の取扱人数は、沖縄や南紀方面などが前年を上回ったが、その他の方面が伸び悩んだ。

 クラブツーリズムの取扱額は1.1%減の103億556万円。バス旅行を除く国内旅行部門は道東、北・南東北、山陰、山陽方面が好調に推移。九州は昨年の「ふっこう割」の反動で低迷した。バス旅行部門は、台風によるツアーの催行中止の影響などで伸び悩んだ。

 なお、国内旅行以外では、海外旅行が0.3%減の161億6526万円、外国人旅行は22.3%増の14億5995万円となり、関連商品などを含めた総計は2.0%減の482億9327万円だった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。