外務省、カタルーニャに再び注意喚起、独立に向け混乱の可能性
外務省は10月6日、スペインのカタルーニャ州について、改めて注意喚起のスポット情報を発出した。このほど実施された「州民投票」の結果を受けて、州政府が近日中に独立宣言をおこない、独立支持派と反対派との間で衝突や混乱が生じる可能性があるため、旅行者にはデモや集会などに近づくことを避け、不測の事態に巻き込まれることがないよう呼びかけている。
10月1日に実施された「州民投票」では、独立支持派と投票を違法と見なす中央政府の治安当局との間で小競り合いが発生。州政府の発表によれば800人以上が負傷している。現地からの報道などによれば、カタルーニャ州知事の9日にも州民投票の最終結果について州議会に報告する予定。