ルフトハンザ、傘下LCCユーロウィングスへの投資を強化

  • 2017年10月5日

 ルフトハンザグループは10月5日、傘下のLCCであるユーロウィングス(EW)の事業拡大に向けた投資について発表した。約10億ユーロを投じて機材の購入やリース契約、従業員の追加雇用などに充てる。

 機材についてはA320型機とボンバルディアDHC8-Q400型機を中心に、最大で61機を取得。なお、EWはこのほど破産手続きの開始を申請したエアベルリン(AB)とのウェットリース契約により20機を使用しているため、計画はグループが予定するABの買収交渉の動向次第で変更する。独禁当局の承認を受けた場合は、最大81機までの追加が可能となる。

 追加雇用は機材の増加やABの買収を見据えたもので、最大で3000人を新たに雇用する考え。すでに募集を開始しているという。