KNT-CT、7月の国内旅行は2.8%減、団体のみ増加

  • 2017年9月13日

 KNT-CTホールディングスの2017年7月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比2.8%減の246億1553万円となった。団体旅行は5.1%増の56億780万円と前年を上回った一方、企画旅行は0.8%減の144億9781万円、個人旅行は15.9%減の45億992万円と減少した。

 団体旅行のうち、一般団体は企業系コンベンションなどの取扱増により12.7%増の31億858万円と2桁増に。一方で、学生団体は修学旅行の取扱人数減で、3.0%減の24億9922万円となった。

 企画旅行では、メイトの取扱額は5.8%減の57億9220万円。方面別の取扱人数は関東・九州・沖縄・伊勢志摩などが前年を上回ったが、他の方面が不調だった。

 クラブツーリズムの取扱額は2.5%増の86億7487万円。バス旅行を除く国内旅行部門は、道東や道北、東北、関西が好調に推移。バス旅行部門は、関西発の上高地や、首都圏発・日帰りの北関東などが好調だったという。

 なお、国内旅行以外では、海外旅行が15.6%増の130億5807万円、外国人旅行が22.6%増の15億1134万円となり、関連商品などを含めた総計は3.8%増の401億1781万円となった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。