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JTBグ、「日本の旬」17年下期は北海道-紅葉・毛ガニ・VRも

  • 2017年9月12日

キャンペーンのイメージ  ジェイティービー(JTB)は10月1日から2018年3月31日まで、国内旅行キャンペーンとして「日本の旬 北海道」を展開する。「日本の旬」は同社グループの全社キャンペーンとして1998年から継続しているもので、半期毎に対象方面を選定。各地の「旬」の魅力を商品化している。今回はキャッチフレーズとして「感動劇場HOKKAIDO 新発見。 海と大地のたからもの。」を掲げ、特に道内の冬のイベントとJTBのオリジナルイベントを連動させた「JTB感動劇場」の開催、冬の体験コンテンツの開発などに注力。商品の魅力を紹介するオリジナル映像なども制作する。

 個人旅行の「エースJTB」では新商品として、JTB専用スカイバスで知床峠の紅葉を楽しむプランなどを発売。また、毛ガニやホッキ貝などを楽しむプランも用意した。そのほか「毛がに料理の饗宴」として、8軒の宿泊施設で料理長がオリジナル膳を考案。一部の飲食店でも、毛ガニを用いたJTBのオリジナルメニューを提供する。

 各地のイベントなどにJTBによる演出を加えた「JTB感動劇場」については、12月に函館山山頂展望台イベントホールでVR映像観賞の「函館市内空中散歩」を予定。1月と2月には知床流氷フェスの会場内に専用テントを設置し、トークと映像による「知床の夕べ」を開催する。そのほか阿寒アイヌシアターイコロでの「阿寒の夕べ」なども予定する。

 団体旅行の「AユニットJTB」では紅葉、冬のアクティビティ、食などをアピールするものに加えて、チームビルディングやMICE向けの新たなプランを多数開発。財政破綻後の復活をめざす夕張市に学ぶプランや、星野リゾートトマムの「雲海テラス」を視察するプラン、飛来するタンチョウの群れの観察プランや、航空自衛隊千歳基地の見学プランなどを販売する。また、エースJTBの「感動劇場」などの一部を団体向けにも販売する。

 そのほか、インターネット販売「るるぶトラベル」でもオリジナルプランを設定。訪日外国人向けの「サンライズツアー」では、バスと宿泊をあわせた個人旅行商品を多数設定するほか、添乗員・通訳案内士が同行するツアーも4コース用意する。訪日外国人向けサイトの「JAPANiCAN」では閑散期の11月と3月についてタイムセールを予定する。