外務省、スロバキアに注意喚起、テロ脅威度引き上げ
外務省はこのほど、スロバキア政府がスペインやフィンランドで発生したテロ事件などを受け、同国内におけるテロの脅威度を4段階中の1から2の「テロの脅威が高まりつつある状態」に引き上げたことから、注意喚起のためのスポット情報を発出した。「現時点では具体的な脅威は見られない」と述べた上で、スロバキア当局が公共の場や不特定多数が集まるイベントなどで警備を強化していることを説明するとともに、旅行者には安全確保に努めるよう呼びかけている。
具体的には最新情報の入手に努め、観光施設などテロの標的となりやすい場所を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れることなどを要望。また、訪問前には「たびレジ」への登録を呼びかけている。