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西武HD、ハワイ島の「ハプナビーチ」を「ウェスティン」に

  • 2017年8月22日

ホテルの外観(イメージ)  西武ホールディングスの連結子会社であるプリンスリゾーツハワイインクは、同社がハワイ島で運営する「ハプナビーチプリンスホテル」を「ウェスティン」にリブランドするとともに、来年の2月に名称を「ザウェスティンハプナビーチリゾート」に変更すると発表した。スターウッドグループのウェスティンホテルマネジメントLPとの間で、このほどフランチャイズ契約を締結した。

 同社によると、ハワイ島への来島者のうち、米国本土からの旅行者の占める割合は85%。米国市場に強みをもつウェスティンにブランドを変更することで、米国人の取り込みをめざすとともに、スターウッドグループの約2100万人の顧客層にアプローチする。宿泊予約は9月25日から、スターウッドグループのウェブサイトや予約センターで受け付ける。

改装後の客室(イメージ)  プリンスリゾーツハワイインクは昨年8月、改装資金を得るために同ホテルの別館などを米国の不動産投資会社に売却。ウェスティンへの加盟に伴い、約4600万米ドルを投じてホテルを全面改装する。ロビーや客室、レストラン、ラウンジを刷新するほか、フィットネスセンターの移設などもおこなう。改装工事は8月下旬から18年6月まで実施する。