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新興航空5社、お盆の旅客数は8.6%増に、予約率80.5%

  • 2017年8月6日

 スカイマーク(BC)、エア・ドゥ(HD)、ソラシドエア(6J)、スターフライヤー(7G)、フジドリームエアラインズ(JH)の5社は8月3日、2017年のお盆期間(8月10日~20日)の予約状況を発表した。それによると、予約人数の合計は前年比8.6%増の46万4133人。座席数は6.3%増の57万6827席で、利用率は1.7ポイント増の80.5%となった。

 予約人数と座席数は、HDがそれぞれ3.7%減の7万7724人、4.0%減の9万4998席と前年を下回る一方、他の4社は前年を上回った。予約人数が最も多いのはBCで、17.2%増の22万3260人。予約人数の伸びもBCがトップとなった。座席数の伸び率は7Gが15.7%増の7万333席でトップだった。

 予約率の1位はJHで2.0ポイント増の84.7%。前年からの伸び率が最も大きかったのはBCで、5.2ポイント増の81.8%だった。このほか、HDは0.3ポイント増の81.8%、6Jは0.6ポイント減の81.5%で、それぞれ8割を上回った。

 7Gは6.7ポイント減の69.0%で唯一の減少。同社によれば、昨年は片道2便を運航した臨時便を今年は54便に大きく増やしたものの、告知の遅れにより予約が伸び悩んでいるところ。ただし例年間際の予約が多いことから、今後の増加が期待できるという。