中部、お盆の国際線旅客数は5.3%増に-香港が2割増

  • 2017年8月6日

 中部国際空港はこのほど、2017年お盆期間(8月10日~20日)の国際線旅客数の推計を発表した。総数は前年比5.3%増の18万7000人となる見込みで、このうち出発旅客数は6.0%増の9万4300人で3年連続の増加。到着旅客数は4.6%増の9万2700人。

 出発旅客数が最も多い方面別は中国で、10.9%増の2万5400人を予想。2位は東南アジアで7.3%増の1万6200人、3位は香港で20.2%増の1万3700人だった。伸び率は香港エクスプレス(UO)の増便などにより香港が最も高く、以下は中国、北米・ビーチリゾート、欧州・中東、東南アジアが続いた。Vエアー(ZV)の運行停止により、台湾は18.2%減の大幅減。北朝鮮によるミサイル発射などの影響を受けていると考えられる韓国も、3.8%減となった。

 期間中の運航予定便数は18便増の578便で、このうち定期便は15便増の560便。臨時・チャーター便は3便増の17便だった。

 出発のピーク日は、第1ピークが13日の日曜日で9900人、第2ピークが11日の金曜日(山の日)で9800人、第3ピークが12日の土曜日で9700人。到着は第1ピークが20日の日曜日で1万300人、第2ピークが19日の土曜日で9300人、第3ピークが15日の火曜日で9100人。