3.5%増の3968万人泊 4月の宿泊旅行統計
観光庁がまとめた4月の宿泊旅行統計調査結果(第2次速報)によると、延べ宿泊者数は前年同月比3.5%増の3968万人泊だった。春の観光シーズンでまずまず好調に推移した。
日本人宿泊者数は同0.8%増の3182万人泊、外国人宿泊者数は同16.0%増の786万人泊といずれも増加となった。外国人宿泊者数は調査開始以来、4月の過去最高を更新。近月は微増が続いていたが久しぶりの大幅増となった。
客室稼働率は同1.7ポイント増の59.9%。旅館が2.1ポイント増の35.0%、リゾートホテルは同1.0ポイント増の53.4%、ビジネスホテルは同1.2ポイント増の75.4%、シティホテルは1.5ポイント増の81.3%だった。
客室稼働率が80%を超えた都道府県はシティホテル13カ所、ビジネスホテル6カ所、リゾートホテル3カ所。大阪は全体で87.2%と全国最高値を記録し、なかでもシティホテルとリゾートホテルは90%超と極めて高い数字となった。
5月の延べ宿泊者数(第1次速報)は同5.8%増の4237万人泊。
(17/07/13)
情報提供:トラベルニュース社